思い返せば、前兆は数か月前からありました
パピーの頃は要求吠え(というか鳴き)が激しかった苺
いつの頃からか、気に入らないことがあると唸るようになっていました
とはいえ、熟睡している時に酔っぱらった
に叩き起こされて唸っていたので
「誰でも唸るわ」と思っていました
前日からは、かなりはっきりした兆候があって
「
ワンワン!」と、ゴハンの要求吠えをされました
かわいい声でおねだりされたことはありましたが、吠えられたのは初めてでした
それでもその時は「お腹が空いてイライラしているのね」と、気にも留めませんでした
飼い主がリーダーとなってしつけをする本には
・わんこをソファに上げてはいけない
・わんこをベッドに上げてはいけない
・わんこを担いで、肩にわんこの顎をのせるようなことをしてはいけない
・わんこの要求のままに膝の上に乗せてはいけない
(※必ず『オスワリ』などをさせてから、膝の上に乗せていました)
等々、あったのですが
まみちゃんや桃に問題がなかったので、苺も大丈夫だと思い込んでいたのです
苺は何をしても、されるがままな
より、自分が優位であると確信を持ったようでした
噛もうとしたことに悪びれる様子もなく、いつも甘えたように瞳で見つめてきた苺が
不満不機嫌いっぱいの瞳で、見つめてきました
桃のしつけ教室の時
『小型犬はかわいいし、小さいからどうにかなると甘やかしていると
2、3才くらいになる頃には、手におえなくなる』
そう言われたことが、頭をよぎりました
一度、自分がリーダーだと思ってしまうと、矯正するのが大変だといいます
何より、「私がリーダー」と勘違いしているらしい苺は
幸せそうでも楽しそうでもありません
カリスマ訓練士さんのDVDや動物番組を見て、思っていたのですが
わんこと人の関係は、パッと目を合わせた瞬間に決まる気がします
私が、目に力を入れて苺を睨みつけると
反抗的な瞳で、苺が見つめかえしてきました
勝負の行方は桃が見届けます
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