今回はわんこブログから著しく脱線しています
納涼も兼ねて、少しヒンヤリ?系の話だよ~
ブログをするようになってから知ったのですが
先だったわんこは虹の橋のたもとで飼い主さんを待っていてくれるとか
スピリチュアルなことに関しては、よく知らないので否定も肯定もできません
でも待っていてくれるなら、すごくうれしいし楽しみ
臨死体験をした方の多くが「お花畑を見た」とか
死んだおじいさんに会い「こっちに来るな」と言われて
引き返したら息を吹き返したとか、言いますよね
以前観たテレビで、人は呼吸が止まった後も何秒かまだ脳が働いていているそうで
それを臨死体験と思い込んでいる可能性がある
また死ぬ時はお花畑を見るように脳がプログラムされているのではないか
みたいなことを専門家の方が話されていました
水素とヘリウムで始まった宇宙にあの世も霊も存在しないような気もするのですが
あれは何だったのだろう、今でも思い出す経験があります
数年前に入院した時のことです
部屋は四人部屋で、入り口から見て台形の形をしていました。
奥のベッドはカーテンのみで仕切られていて
手前のベッドは右と左に分かれ、真ん中が通路になっていました
私は入り口から見て手前の右側のベッドでした
右奥のベッドの女性は私が入院した日に手術を受けたらしく
「辛い」「痛い」を交互にうわごとのように繰り返し、
翌日手術を控えた私をビビらせました
左奥はキャリアウーマン風の女性
左手前の女性は翌日の退院で、ご主人が面会に来ていました
私以外の方のベッドは入り口方向に足、頭が窓側に設置されていましたが
変形な部屋で右側の壁にも窓があったせいか
私が利用したベッドだけ足が通路方向になる位置に設置されており
通路の右寄りを歩く看護師さんの足やワゴンの車輪が仕切りカーテンの下から見えました
消灯時間になりました
右奥の女性が死にそうな声で休みなくうめいているので、
聞いているのが辛いし、眠れなくて
「がんばって!」と内心応援しつつ、こっそりiPodで音楽を聞いていました
しばらくして、部屋がぼんやり明るくなりました
看護師さんかもと思い、イヤホンを引き抜き息をひそめていると
コツコツと足音が聞こえ、カーテンの下から黒っぽい男性の革靴が見え、
先ほどまではうめいていた女性の寝息が聞こえました
隣のカーテンが開く音がして、パイプ椅子の軋む音がしました
「久しぶりだね」と少し年配の男性の声がしました
女性は目が覚めたらしく、囁くような声で男性と話し出したので
私はまたiPodで音楽を聞きはじめました
しばらくして、男性が帰る気配がし、
入れ替わるようにして看護師さんが女性の様子を見に来ました
イヤホンを外すと、女性はまたうめきだしていました
看護師さんが退出すると、次に女性の二人連れが入って来ました
トイレに行った時、カーテンの隙間から姿を見たような記憶があるのですが
よく思い出せません
女性二人が帰った直後にまた看護師さんが女性の様子を見に来ました
その後、もう二人、男性が女性を見舞いました
最後の男性が帰られた頃、あたりが明るくなってきました
この時になってはじめて、深夜に見舞いの客が来るなんて
おかしいんじゃないかと思い当たりました
私が入院していた病院は21時を過ぎると
病棟に続くナースステーションの入り口にロックがかかってしまい
看護師さんにお願いしないとドアが開かないのです
妙だとは思ったのですが、女性に対し看護師さん達が非常に気をつかっていたので
何か事情があって特別待遇なのかもしれない、そう納得しました
この話には後日談があります
話が長すぎて眠たくなっちゃう~
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