こんにちは

桃をうちに迎えた時、近所の動物病院がどこにあるのか、見当もつかなかったので、
自分が住む町名と動物病院で検索した後、口コミ(件数自体少なかったですけど)と
家からの距離で決めました。

家から徒歩10分くらいの動物病院です。
予防注射などで5~6回行きましたが、タイミングがよかったのか、いつも待ち時間はゼロ。清潔で、先生3人の白衣はいつもパリッとして、ヒーリング音楽が流れる居心地のよい病院です。

家の近くに大きな公園あります。
その公園に桃をよく散歩に連れて行くのですが、顔なじみになる人が、口を揃えて公園近くにある動物病院を勧めてくるのです。その病院は行きつけの病院より、うちから若干近いのですが、町名が違う為、検索した時にはヒットしませんでした。

教えていただいたものの、行きつけの病院というよくできた嫁?がありながら、他の病院に行くのは、浮気のようで申し訳ない気持ちになりました。
そういう訳?で、どんなに勧められても行かずにいたのですが、桃がどうやらヒートかもと気づいた時、行きつけの病院の診察時間が終了していた時刻だったこともあって、噂の病院に行ってみることにしました。

待合室にいても、診察している先生の声が完全に聞き取れるくらい病院は狭く、先生も受付の女性の白衣もかなり薄汚れていました。入院患者らしい猫ちゃんワンちゃんの鳴き声がひっきりなしに聞こえ、四つしかない椅子はすべて先客で埋まっていました。
呼ばれて入った診察室は雑然とした感じで、忙しくていろいろな面に手が回らないように見えました。

30代後半くらいの男の先生です。日焼けなのか皮膚炎なのか、顔がやけに赤く、瞼が腫れ上がっていました。
桃を見るなり「こんなに小さいのはもともと?食べムラのある仔でしょう。これでも今人生で一番食欲のある時期なんだから、美味しいものを食べさせちゃダメだよ。基本ドライフードだけ食べさせてね」と、開口一番優しい口調ながら先制パンチです。

「まずは体のチェックをしましょう」と言うと、指先でいきなり桃のおでこを触りました。
「ああ、ペコがあるね。知ってましたか?頭部のサイズのわりにペコが大きいのが、気になるな。なるとは限りませんが、ペコのない仔に比べると水頭症になる確率が高くなります。
この部分の頭蓋骨が開いて骨がないわけだから、ちょっとした打撲が致命傷になるので、とにかく頭を気をつけること、トリミングに行くと思うのでトリマーさんにペコのことを必ず伝えること」と立て板に水で言われました。

引き渡しの時ブリーダーさんからも、行きつけの病院からも「ペコ」のことは何も言われていません。
☆帰宅後、パソコンに保存しておいた桃の子犬詳細の掲載画像を確認したところ、
「小さいペコがあります」と記載がありました。

ネットでざっくり調べたところ、ペコは小型犬にとってそう珍しいことではないようです。水頭症のリスクが多少高くなるとはいえ、病気を発症した訳でもありません。
わざわざ言うほどのことでもないと判断されたのかもしれませんが、私は心配性のわりにそそっかしく、桃パパはとにかく荒っぽいので、桃をよくあちこちにぶつけています。
知ると知らないでは、やはり注意が違ってきます。
桃にペコがあると知ることができたのは本当によかったです。

行きつけの病院と勧められた病院、どちらがいいのかは、なかなか難しいところです。
行きつけの病院が空いていたのは、先生が3人いるからだと思いますし、衛生面などにおいては非常に信頼がおけます。
一方、勧められた病院は先生1人と受付兼アシスタントの女性で、診察と入院中の動物の世話に追われ、掃除などには手が回らない様子。
とはいえ診察は非常に丁寧で(その分待たされますが)、紙に絵などを書き込みながら詳しく説明してくれて、帰る時にそれを渡されました。

ペコはちょうどリボンをつけているあたりにあります。
今までは私の趣味でリボンをつけていましたが、これからは桃の頭部を守る保護の意味も兼ねてリボンをつけようと思います。
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